マルジェラをきっかけに大人気のカーゴパンツM47を使った9通りのコーディネート例です。
綺麗なシルエットを生かした、きれいめなコーデで大人の方にもピッタリな着こなしになります。
誰でも再現しやすいように下の限られた定番アイテムだけで組んでみました。
コーデアイテム|M47カーゴパンツ
ファッションに欠かせないカーゴパンツの定番。
M47カーゴは数あるカーゴパンツの中でも1、2を争う人気のフランス軍のカーゴパンツ。
ストンと落ちるシルエットの綺麗さが抜群で、フロントの折れ目もありドレッシーな合わせにも向きます。
M47カーゴパンツの中には
・前期:ワイドストレート
・後期:ワイドテーパード
がありますが、長く穿くことを考えると定番的なシルエットの後期がオススメ。
「関連記事」
M47レプリカの比較記事はこちら➡︎M47レプリカカーゴ|おすすめ人気モデル徹底比較【完全ガイド】
➡M47レプリカ【ヒューストン】をレビュー!サイズ感|コスパ最強
M47の前/後期の違いはこちらM-47カーゴ【前期/後期】違いを解説|ヴィンテージサイズ比較
★HOUSTON(ヒューストン) | M47後期モデル
丁度穿いているカーゴが買い替えの時期だったのでこちら購入しました。
ワイパーよりも少し裾幅が広めでシルエット的にはオリジナルに近いです。
➡レビュー書きました。M47レプリカ【ヒューストン】をレビュー!サイズ感|コスパ最強
WAIPER(ワイパー)|M47後期
ワイドのトレンドが終わっても穿けそうなのが絶妙なバランスでポイント高いです。
そしてこの値段はコスパ高すぎますね。
【M47カーゴパンツ】きれいめコーデ9通り
パンツはM47カーゴ限定なので、トップスと靴でバリエーションを組みます。
トップスは色使いを考えてた上でできるだけ多くバリエーションを組みました。
その後に「着こなしのテクニック」を加えればキレイ目コーデの完成です。
もちろんM65等の他のカーゴでも置き換え可能です。
ここからはこのブログのクローゼットの定番アイテムを使ってコーディネートを組んでいきます。 使うアイテム群はこちらのみ。 ➡︎【オススメアイテム】ファッションの8割はクローゼットで決まる 基本的な色合わせの考え方はこちら。 ➡︎【デザイナーの結論!】メンズ服の色合わせは3色でOK。
【M47カーゴパンツ】コーデの注意点
カーゴパンツは軍物との相性は良いのですが、合いすぎてコスプレになる可能性も高くなります。
例えばカーゴパンツにミリタリージャケットは合いますがそのまま出兵です。
キレイ目に着こなすならドレスアイテムとの組み合わせを推奨します。
軍物と合わせるにしてもミリタリー感があまり無いものに限定しましょう。
1.黒ニットポロ×【M47カーゴパンツ】コーデ
「色合わせ」
オリーブ×黒合わせ。
セルフレームのウェイファーラーのサングラスはグリーンレンズで相性バッチリです。
ニットポロを使った、ヨーロッパ的大人カジュアル。
ポロシャツでもニット素材なら上品な印象になります。
カーキと黒の相性が良いのは覚えておくと使えます。
足元はレザーのサンダルでこちらも少しドレッシーに。
【フロントタックイン】
2.バスクシャツ×【M47カーゴパンツ】コーデ
「色合わせ」
カーキにネイビー合わせ。
小物も全てネイビーで合わせるとキマリます。
バスクシャツとエスパドリーユでフレンチコーデ。
カジュアルコーデで便利なバスクシャツ。アクセントにもなり一枚でコーデが完成します。
足元にはバスクシャツのブルーを拾ってネイビーのエスパドリーユ。
コットンのメッシュベルトにもネイビーを。ここでも色をあわせます
【フロントタックイン】
3.グレーTシャツ×【M47カーゴパンツ】コーデ
「色合わせ」
ブラウン系×グレー系の2色使い。
小物はレザーのブラウンで色合わせ。
小物使いでドレッシーに、イタリア風カジュアル
メインはTシャツ×カーゴパンツで定番の合わせです。
そこにドレス寄りの小物(レザーメッシュベルト&スエードローファー)でイタリア風に。
ヨーロッパではカジュアルアイテムでも大人の着こなしがあって一味違います。
この時カーゴパンツはウエストで穿き、裾丈もジャストで合わせます。
【フロントタックイン】
4.白Tシャツ×【M47カーゴパンツ】コーデ
「色合わせ」
モノトーンにオリーブ合わせ。
白を多めのライトトーンでまとめています。
カーゴを使ったTシャツ重ね着コーディネート
Tシャツ×カーゴはカジュアルの定番コーデですが、Tシャツ重ね着でアクセント。
- Tシャツ【レイヤード】
- 【袖まくり】で下のTシャツの色を見せる。
- 【フロントタックイン】
5.白シャツ×【M47カーゴパンツ】コーデ
「色合わせ」
カーキに白の合わせ。
全身白ってイタリアでは良く見る合わせ。
ベーシックカラーなので取り入れやすいです。
カーゴ以外は白のさわやかコーディネート。
白シャツはカジュアルでも活躍します。
一枚でも良いですが、ここでは白Tをインナーにしています。
シャツはタックインで中にTシャツを着ているので第二ボタンまで開けても嫌味になりません。
- Tシャツ【レイヤード】
- 【袖まくり】
- 【フロントタックイン】
6.デニムシャツ×【M47カーゴパンツ】コーデ
「色合わせ」
色数が多い時はトーンを合わせる。
ここではブルー、ライトグレー、カーキの中間トーンに統一。
デニムシャツとコンバースのアメカジコーデ。
Tシャツ×カーゴにデニムシャツ、さらにコンバースと典型的なアメカジコーデ。
アイテムがカジュアル一色でもキッチリ着れば学生感は抜けて大人な雰囲気に。
- シャツは【袖まくり】
- Tシャツは【フロントタックイン】
- コンバースはキツ目に締めます。
- 髪型も整えれば完璧です。
7.カーディガン&白シャツ×【M47カーゴパンツ】コーデ
「色合わせ」
ブルー×白の爽やかな色使いでカーキの土臭さをやわらげています。
カーディガンを使ったキレイ目シティースタイル。
季節の合間に大活躍するカーディガン。
アイテム自体に上品さがあるので簡単にキレイ目コーデができあがります。
カーデの真面目なイメージに合わせてシャツもキッチリ上まで止めてます。
・シャツはキッチリ上まで留める。
8.ネイビーブレザー&Tシャツ【M47カーゴパンツ】コーデ
「色合わせ」
グレー/ネイビー/ブラウンの3原色使い。
全て基本色なので3色でもうるさくなりません。
ドレスダウンのネイビーブレザー。
*ドレスアイテムをカジュアルに合わせることをドレスダウンと呼びます。
ネイビーブレザーは一着あるとドレスにもカジュアルにも対応できる万能選手。
ジャケットを着るとカーゴあわせでもキチンと見えるので、スエードローファーを合わせました。
ドレスとカジュアルのミックスはアメトラ的。もっとアメトラに寄せるならプリントTでキャップを+。
・Tシャツは【フロントタックイン】
9.ネイビーブレザー&白シャツ【M47カーゴパンツ】コーデ
「色合わせ」
ネイビー×ブラウンは「アズーロ・エ・マローネ」と呼ばれるイタリアンファッション定番の色合わせ。
・タックイン
ネイビーブレザーのイタリア的くずし技。
定番ブレザースタイルをカーゴに変えるだけでイタリア的ドレス合わせの完成です。
ここではドレススタイルを意識してシャツはタックイン。
【M47カーゴパンツ】色合わせパターン
基本的な色合わせは⬇︎で紹介しています。
メンズファッション色合わせ【基本の3色】プロの出した結論!
今回使っている色合わせを抜粋して紹介します。
基本はメンズで良く使うグレー、ネイビー、ブラウンの系統の3色。カーキはブラウンとして扱います。
これをそれぞれ2色や3色つかってコーディネート。
いつもはこの表だけで十分ですがオリーブは黒とも相性◎です。
【M47カーゴパンツ】サイズ感/穿き方
カーゴパンツでもキチッと穿くことで、ドレッシーにもカジュアルにも対応できます。
【サイズ感】基本はジャストサイズ
黄金サイズの高騰とトレンドのビッグシルエットも手伝って、1サイズ大きめで穿く方も増えています。
ですが、M47での1サイズアップは、普通の服では2-3サイズアップ大きくなるので注意が必要です。
M47パンツの良さ「キレイなシルエット」が損なわれるのでウエストはジャストサイズをオススメ。
M47はもともとワイドシルエットなので細すぎるということはありません。
【穿き方】ウエスト穿き&裾の長さはジャスト丈
大人っぽくドレッシーにも穿くなら左:ウエスト穿き&ノークッションをオススメ。
ウエスト穿き:キチンと見えるのでジャケット合わせなどもできます。
腰履き:ラフ感がでます。慣れないと学生っぽく見えることも。
ノークッション:スッキリ見え、ローファー合わせができます。
1クッション:ドレス合わせには向きません。
右はそれでカッコいいんですけどね。大人でキレイ目を狙うなら左です。
【M47カーゴパンツ】着こなしテクニック集
“オシャレ慣れ”しているように見せる小ワザです。
普通に着るだけだとカタい雰囲気になったり、面白みがなくなります。
「小慣れ感」や「ニュアンス」「垢抜け」などわかりづらいワードですがよく聞きますよね?
紹介するテクニックを使い、最終仕上げで小慣れた雰囲気を加えます。
オシャレには欠かせない所作なのでぜひ、引き出しをふやしましょう。
【着こなしテク】1.フロントタックイン
【メリット】ベルトが見えるとウエストの位置が上がって見え、足長効果が狙えます。
【手順】前だけちょっと入れてフワッとベルトにカブせます。
グイッと入れ過ぎると不自然になるので気をつけましょう。
【着こなしテク】2.シャツタックイン
カジュアルの時でもシャツをタックインすれば上品な印象に。
【手順】裾を入れた後にフワッと整えます。
「タックイン」と「裾出し」を使い分ければ着こなしのはばが広がります。
【着こなしテク】3.シャツ袖まくり
【メリット】着こなしに変化をつけます。
適当にマクればいいのですが、一例を。
【手順】2段階で捲ります。
- グイッと20-30cmほど大きく折り返します。
- さらに半分くらい折り返します。
【着こなしテク】4.Tシャツ袖まくり
【メリット】Tシャツ一枚でもニュアンス出し。
【手順】ラフにまくった感を出すのに外側を多めに巻きます。
- 外側をハネ上げます。これで終わりでもOK。
- もう一回巻きます。
*巻きすぎは毛が出るので注意!
【着こなしテク】5.釦を止める位置
【メリット】シャツのボタンの止め方でイメージを変えます。
左:カーディガンなので少しマジメに上まで止めます。
右:下にTシャツを着ているので開けぎみで変化をつけています。
ボタンの開け方でも雰囲気をコントロールできます。
【まとめ】M47カーゴパンツコーデ
最後まで読んでいただきありがとうございました。
カーゴパンツはこれからも定番のアイテムです。
と解説しましたが、カーゴパンツでもキレイめにコーディネートできればずっと着れるアイテムになりますので、ぜひ挑戦してみてください。
MARU
★HOUSTON(ヒューストン) | M47後期モデル
丁度穿いているカーゴが買い替えの時期だったのでこちら購入しました。
ワイパーよりも少し裾幅が広めでシルエット的にはオリジナルに近いです。
➡レビュー書きました。M47レプリカ【ヒューストン】をレビュー!サイズ感|コスパ最強
WAIPER(ワイパー)|M47後期
ワイドのトレンドが終わっても穿けそうなのが絶妙なバランスでポイント高いです。
そしてこの値段はコスパ高すぎますね。
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