30代からのメンズファッション。【デザイナーが考える】

コンセプト
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30代くらいになるとファッションを考え直す時期がきます。

社会人になって、趣味もできれば、家族もできたりなかなかお金を掛けれず、かといって適当に放置していると、冴えないおじさんに…

私はとうにその時期を過ぎたのですが、あの時何がベストだったのか考えていました。

このへんが答えかな?と考えがまとまったのでこのブログを作りました。

その答えを服の基本を学びながら出来るように3つの簡単なステップを作っています。

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30代からのメンズファッションのススメ

ファッションは外見を一番簡単に変えれる方法だと実感しています。

服装で自信を持てれば、出かけるのも、人に会うのも楽しくなります。

早速ですが、こんなファッションができます。

Tシャツコーディネート イラスト2
Tシャツコーディネート イラスト3

こんなベーシックを元にした長く着れるコーディネートが、“自分で”でできるようになれます。

ファッションは、試行錯誤で感覚を身につけるのに時間がかかります。

なので20年間のデザイナーの経験を元に、できるだけ簡単にオシャレになる方法を考えました。

試行錯誤する覚悟がある!って人はこちらへどーぞ

男性のファッションセンスの磨き方【デザイナーが解説】

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30代〜ファッションに悩む方へ向けて

どうしたらいいの?
  • 何を買えばいい?。
  • どこで買えばいい?
  • どんなサイズを選べばいい?
  • どの色にしたらいい?
  • どう合わせればいい?
  • どれだけ揃えればいい?
こんな悩みが解消します
  • コーディネートが難しい。
  • トレンドが早すぎる。
  • 何が良いか分からず不安 。
  • 似たような服を買ってしまう。

できれば自分でできるようになるのがベストですよね。

できるだけ簡単に3ステップにしました。

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メンズファッションの簡単3ステップ!

  1. クローゼット構成を決める。
  2. ガイドに沿って揃える。
  3. コーディネート通りに着る。

シンプルにこれだけです。

1:クローゼット構成を決める。

服並び画像
エントリーデッキ夏編

ポイントはクローゼットです。ここに入っている服でオシャレかどうか決まりますし、ノウハウが凝縮されています。

オシャレの要素の80%くらいは、クローゼットに入っている物ですでに決まっています。

【アイテム構成、デザイン、色使い、サイズ感】は買い物の時に既に選択済です。

残りの20%はコーディネートで調整するくらいです。

「〇〇(アイテム)はどうコーディネートしたら良いですか?」の質問を良く受けますが、クローゼットのアイテムが整っていないと、コーディネートはプロでも難しいです。

そのコーディネートに必要なアイテムがたまたま揃っていた!ということも計算して揃えていないと起こり得ないんです。

服好きでも何年、何十年もかけて、「あーでもない、こーでもない」と悩む部分です。

というわけで、一番時間のかかる部分を、これだけあれば合わせに困らないというアイテム構成を組んでみました。

上の一覧は最初に必要なアイテムです。

上級者もよく使うスタンダードなアイテムで、20年間デザイナーをやっている間にトレンドが変わっても常に存在しました。

クローゼットが変われば、間違いなくオシャレになれます。

大げさじゃなく、服で悩んできた人は、オシャレで人生が変わる可能性はありますよ。

オシャレを目指さなくても、これなら誰からも「ダサい」と指摘されないレベルには必ずなれます。


「エントリーデッキ」の完成までの経緯はこちらで解説。
➡︎【オススメアイテム】ファッションの8割はクローゼットで決まる。

2:ガイドにそって揃えるだけ。

アイテムごとにアイテムの選び方やオススメを紹介しています。

  • アイテムの知識
  • 選ぶ時の注意点
  • サイズの選び方
  • 使いやすい色
  • 代表的なブランド
  • オススメの商品

エントリーデッキで紹介しているアイテムの「色」「サイズ」を決めます。

「色」:スタンダードアイテムは色にも意味があるので、定番色をオススメします。

「サイズ」:「ゆとりの参考値」を付けるので、自分の体型と比較して決めます。

➡アイテム一覧はこちら

3:コーディネート通り着てみる。

白Tコーデキャッチイラスト
白Tシャツを軸にしたスタイリング例

【アイテムを使ったコーディネート】

  • コーディネート解説
  • 色合わせ
  • 着こなしの注意点など

コーディネート通り、そのまま着るだけです。
今の格好との違いに戸惑うかもしれませんが、すぐに慣れます。

スタンダードなアイテムを使えば、コーディネートは簡単に感じると思います。

色々な組み合えわせで楽しんでみて下さい。

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メンズファッション30代「まとめ」

簡単に“3ステップ”だけ紹介しました。

実はオシャレな人たちは、一生をかけてクローゼット作りをしています。
ここの良し悪しでオシャレかどうかが決まるからです。それが好きってのもありますが。


今回は試行錯誤の部分を飛ばして揃えているので、本来そこで得るセンスはまだ身についていません。

ですが、整ったクローゼットで練習すれば、早くレベルアップできます。

「何が難しかったんだっけ?」となると思います。

難しかった原因は、整っていないクローゼットではコーディネートの難易度が上がるからです。



何かおしゃれなアイテムをと思ってデザインの強いものを選ぶと、合わせが難しくなります。

逆に定番アイテムは普通に見えますが合わせでオシャレにできます。

できるだけ簡単にしましたが、ここからはどんな考えで作ったのかをお話します。

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ファッションって難しくないですか?

何故、ファッションが難しいのか?

こんな経験はないでしょうか?

今年は、これを買っておけば間違いない!」

と言われたが、その後、

「やばい!?それまだ着てる?」
「ダサい人が選びがちな服、教えます。」


なんて言ってる。こういうことをいう人は私は嫌いです。

POKER-CLOSET トランプイラスト

この問題の原因は
時代で変わる“トレンド” です。

トレンドってファッションをやる上で切っても切れないですよね…

トレンドとの付き合い方


ファッションは正解が無いうえに選択肢は無限。

さらに、トレンドは常にゴールが移動しているので、全力で追っていないと見失います。

トレンドについて

トップには、コレクションデザイナーやセレブ層の方がいます。

トップ争いでは、オリジナリティーや創造性も大事なので、「ハズし」や「あえて」、「ダサカッコいい」という、逆張りが誕生しました。ややこしいですよね。

「あえてダサいほうがカッコいい」と言っている方がいて、いよいよだなと思いました。

トレンドはその時代の“気分”なので、うまく取り入れるとみんなで盛り上がれます。

捉われると、振り回されます。

そうならないために、先にブレない自分の軸を持つことが大事です。

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トレンドを気にしないファッション

変化しないファッション=“スタイル”

長くファッションを見続けると、あまり変化をしない服装があるのが見えてきます。

「スタイル」と呼ばれ “型”のようなものです。昔からあり、ファッションのプロでもスタイルに落ち着く人は多いです。

こんな感じです➡メンズファッション【11系統診断】どのタイプ?簡単セルフチェック

(例)

ファッションジャンルルックス座標イラスト


これ以外にも音楽やスポーツから生まれるスタイルもあります。
トレンドの中から、時代を生き残り「スタイル」になるものもあります。


時代を超えて残る服装が「スタイル」です。

30代になると、ファッションをコロコロ変えれなくなりますので、ゆっくり楽しむにはスタイルはオススメです。

極めると、大体スタイルに落ち着くと思います。昔からあるスタイルをベースにしたり、自分だけのスタイルを作り上げたり。最後まで流行りを追い求める人はファッション業界でも稀だと思います。

究極はやはり「自分のスタイル」を作ることじゃないですかね。

ファッションの世界での【共通言語】

スタイルに昇華し、生まれたアイテムは「オリジナル」「マスターピース」と呼ばれます。


その中で、今でも活躍しているのが「定番」や「スタンダード」と言われる精鋭達です。


ファッションの世界での、「共通言語」みたいなもので、世界共通で通じます。

デニムイラスト
カーゴパンツ カーキ イラスト
白キャンバススニーカー イラスト

デニムの元祖はリーバイスですし、
カーゴパンツの名品はM-47です。
キャンバススニーカーならコンバース
いうようなアイテム群です。

これらは、トップ層のコレクションデザイナーでもリスペクトしていますし、愛用者も多いです。

デザイナーのデザインソースにもなり、ときおり注目を浴びます。


常に消えることなく、残ってきた定番で、私の「エントリーデッキ」も組んでます。


「定番」はどんなアイテムとも相性が良く、コーディネートを組みやすいです。


それらは、原型なので無駄なデザインが無く、シンプルで合わせやすいのです。

定番アイテムだけでオシャレになる?

「 定番で良いなら、みんなオシャレになってない? 」

ほとんどの人は定番品=マスターピースは選びません。

定番を選ぶのって意外と勇気が必要です。普通なのでこれでいいのか?ってなるんですよね。

このブログを作るにあたり、アイテムごとに探しましたが、デザインされた物が多く9割は選べない物でした。

何も知らず、当たりを選ぶのは難しいですね。

ネットショッピングでは、コーディネートの提案ではなく、単品アイテムでのアピールが必要なので、何か目立つデザインがあったほうが売りやすいのです。

単体での味付けが濃いので、他のアイテムとのコーディネートは難しくなります。

それぞれの味付けもバラバラになりますし、原型が何かわからない物もよくあります。

これらを好きに選んで、組み合わせていたらまとまりません。*好きなようにするのもファッションですが…

ややこしいのが「定番」ブランドも、トレンドに合わせて変化させたり、変わりダネも作っています。


だからこそ、定番を選ぶだけでも意外とその他大勢にはなりません。


そこに「適正なサイズ」「色合わせの基本」も加われば、多くの人に「良いね」と言われるコーディネートができます。

味付けのバリエーションにも良し悪しがあり、見分けるにはセンスが必要です。
コーディネートも同時に考える必要があり、難易度もあがります。
難しくなるデザインは私は極力選びません。

ちなみに時間がかかりますがこの方法で見分けられるようになります。
男性のファッションセンスの磨き方【デザイナーが解説】

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POKER-CLOSETで重視している点。


1.長く着れる
時代が変わっても着られるかは大事です。
5-10年後でも着れるかを考えています。
実際に着れているモノがほとんどです。


2.再現性を重視しています。
誰でも間違わないように細かくガイドします。


3.紹介するアイテムだけで組む。
コーディネートは、表にある物だけで組みます。
別途アイテムは必要ありません。


4.もっと上も目指せる。
エントリーデッキでも十分なように組みました。これをベースに応用編を足すことも考えています。
アイテムは使い回すので無駄にはなりません。


5.ウェブショッピングで完結できる。
これらを店舗で探すのは大変ですので、商品リンクも貼りました。
落ち着いて選べますし、「そもそもお店に着ていく服が無い問題」も大丈夫です。


何か買う時にこれらに入れ替えていけば、自然とクローゼットが整います。

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トランプで遊ぶようにファッションで遊ぶ。

子供の頃にやっていたトランプ。
ルールを覚えていたら今でもできますよね?

かたや一日も欠かさず着ている服。
経験は長いのに、難しいと感じることが多いです。

このブログではアイテムをトランプ化してます。

POKER-CLOSET


トランプはカードの枚数も決まっていて、
ルールもあるので誰もが楽しめます。


そんな風にファッションアイテムを限定すると
分かりやすくなるかなと思い作ってみました。

コーディネートは数をこなすと上達が早いので、トランプみたいにやると、効率がいい気がします。

好きなものを着るのが一番です。ここでは何を着たらいいか分からない!方に向けて書いてます。


ファッションは一度苦手になると、何かと不安のもとになります。

ですが、その不安がなくなったら楽しいですよ!出かけるのも楽しくなります。

一人でも多くの方が「ファッション」でカッコよくなり自信を

持ってもらえたらと思います。

デザイナーの知り合いが出来たと思ってこのブログを活用してみて下さい。

分からないこと、質問等あったらコメント欄からどうぞ!


MARU


この考えをもとにしたクローゼットの作り方を解説しています。
➡︎【オススメアイテム】ファッションの8割はクローゼットで決まる。

MARU

20年ほどファッションデザイナーをやっています。
ここではオシャレに必要な最小限のアイテムを厳選して紹介。
これだけ揃えれば服選びは終わりにできるかもしれません。

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コメント

  1. おふとん より:

    素晴らしいサイトを作っていただきありがとうございます。
    ずっとアメカジが好きだったのですが、40も目前になり自分が選ぶ服が子供っぽく感じ始めたため
    きれい目に挑戦するもうまくいかず、骨格診断、パーソナルカラー診断も受けました。
    ですが、それがかえって選ぶアイテムの幅を狭くする結果になり、この頃はなにを合わせてもしっくり来ず
    タンスの肥やしを増やしただけで、結局はジーンズとボタンダウンシャツばかり選ぶようになっていました。

    ポーカークローゼットや色合わせ、おすすめアイテムなど何度も読み返して勉強させていただきます。
    これからも楽しみにしています。

    • MARU MARU より:

      コメントありがとうございます!見てくれている方がいるとうれしいですね。
      骨格診断とパーソナルカラーも受けているのは凄いですね。あれって色合わせでも上級編だと思っています。

      数十年アメカジ好きなら似合われていると思います。似合わないのは自然と好きにはならないですからね。
      それだけの歴があるなら活かさないのはもったいないですよ。通ってきた道も個性ですので自分の個性は活かしたいですね。
      ましてや好きなジャンルも分かっていてムリに違う所に行っても諦めきれないと思います。ずっと好きだったことは無視しないほうが良いです。

      年齢的にキレイめに振りたいとのことなので、アメカジと同じ方向にあるアメトラをオススメします。
      現在のアメカジをベースにアメトラのドレス寄りなアイテムを混ぜれば目指しているスタイルに必ずできます。
      やっていると手持ちのアメカジアイテムが合いにくいことがありますがその時は調整するか次に買い物する時に
      アメトラアイテムと合わせることを意識すればいいかと思います。例えばデニムならリジッドで履くとか、プリント物は控えるとかですね。

      先日僭越ながら「センスの磨き方」的なのを書きましたが、上記のようなことを意識して実践してもらうのが一番
      近道だと思います。まずは雑誌で自分がやりたいと思えるスタイルを探してみて下さい。アメカジとアメトラは深いので
      必ず見つかると思います。