白Tシャツ春夏メンズコーデ!【おすすめ9選】大人の着こなし術
シンプルすぎて難しい「白Tシャツ」。
誰でもすぐできる着こなしを徹底解説します。
白Tシャツは普通に着て、普通に合わせるとさみしくなります。
少し気を使えばかっこよくなるので、プロ目線で基礎からしっかり説明します。
毎日、着るアイテムなので覚えておいて損はないですよ。
- 白Tシャツの基本アイテムの合わせ方。
- 白Tシャツコーディネートの色合わせのコツ。
- 着方の仕上げテクニック。
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「欠点の無い定番Tシャツ」
「コスパで選ぶならこのTシャツ」
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白Tシャツのメンズコーデのルーツ
無地Tシャツをなんの変哲も無いアイテム、ととらえると物足りなく感じます。
ですが、Tシャツのルーツを辿ると白無地Tシャツが先鋭的で抜群にカッコいい時代もありました。
一度ルーツから知ると、よりTシャツが好きになると思います。
【白Tシャツ】レジェンドから学ぶコーディネート【メンズ】
何十年も前のスタイルですが、レジェンドのTシャツ姿は今でもカッコ良く見えます。
“時代を超えてカッコいい”のヒントがあると思っています。
この辺りの引き出しはあった方がカッコいいイメージが持てます。ぜひ映画も見て下さい。
ふつーにカッコいいですよ。
ルーツを深追いする必要はないですが、元祖の知識はトレンドに振り回されない為にも有効です。
1.JAMES DEAN ジェームス・ディーン
1955.「理由なき反抗」
言わずと知れた白Tシャツのレジェンド。
デニムでも有名ですね。
リーゼントに
赤いスイングトップ
白Tシャツ
501デニム
エンジニアブーツ
最近見ないけど、小学生の頃にエンジニアブーツ流行ってたな。
格好もですが、着こなしでは自信がありそうな感じも大事な気がします。
今のカジュアルスタイルの原型です。
2.白州次郎
初めてデニムを穿いた日本人。
Tシャツ&デニムのスタイルでジェームス・ディーンより先に撮られていたのを見ると驚愕です。
サイズ感や着方は現代に居たとしても、かなりカッコいいいと思います。
本場英国でのスーツスタイルも完璧で、こんなカッコいい日本人いたんですね。
戦後、GHQと渡り合って交渉したりと、生き様もよく取り上げられることがある方です。
3.CHET BAKER チェット・ベイカー
ジャズマンのTシャツスタイル。
ジャズの音楽の立ち位置同様、ジャズマンのスーツスタイルは崩して着ている人も多いです。
この写真はスーツのインナーで着ています。
70年前なのに、今の時代と変わらないスタイルですね。
相当先鋭的な着こなしだったことがわかります。
Tシャツでもリーゼントでキッチリ整えているのもカッコいいポイントだと思います。
4.SKINS スキンズ
60’Sストリートファッション。
【参考】➡︎書籍「SKINS」(amazon)
モッズスタイルから派生したスキンズ。
フレッドペリーのポロシャツや、ベンシャーマンのボタンダウンがアイコン的アイテムですが、写真集で印象に残っているのが少年のTシャツスタイル。
足元はドクターマーチンの8ホール。
良かったら写真集見てみて下さい。ストリートスタイルの始まりが観察でき、この歳でこんなレベルかと感心します。
これらの現代版のスタイルが「トレインスポッティング」ですかね。こちらもTシャツスタイルがカッコいい映画。今だとかなりタイトですが。
5.A SINGLE MAN
現代版ジェームス・ディーン
トム・フォードが監督の映画「シングルマン」
60年代のスーツスタイルや学生のカレッジスタイルが参考になります。(トムフォード流ですが)
その中で印象に残っているのがジェームス・ディーンを意識したと思われるこのスタイル。
シンプルですが、映画で見てもらえば白無地Tシャツのカッコよさ全開です。
ちょっと身体鍛えないとですね…
袖まくりにタバコを入れるのはこの時代の流行。
トレンド以外の引き出しを持っていると、自信を持ってTシャツを着れます。
ファッションでは映画等からカッコいいシーンをイメージするのも大事ですね。
白Tシャツメンズコーデ|40代にも似合う9コーデ
ここからは現代的な白Tシャツのコーデのパターンを見ていきます。
Tシャツを軸にコーディネートするのに大事なのはパンツ。
トップスはTシャツなので、バリエーションはパンツで組みます。
後は「色使い」と「着こなしのテクニック」を加えればカッコよくなりますよ。
では詳しく、解説していきます。
このブログのクローゼットの定番アイテムを使ってコーディネートを組んでいきます。
使うアイテム群はこちらのみ。
➡︎【オススメアイテム】ファッションの8割はクローゼットで決まる
基本的な色合わせの考え方はこちら。
➡︎【デザイナーの結論!】メンズ服の色合わせは3色でOK。
1.白Tシャツ×【同系色】コーディネート
ブルーを中心にした同系色コーディネート。
Tシャツ&デニムに+1アイテムでアレンジ。
ここではボーダーカーディガンをプラスして少しマリンテイストに。
足元にはエスパドリーユ。サングラスやベルトと、気を使うと退屈には見えません。
買い物やレジャー等のお出かけ想定です。
「色合わせ」
ネイビー系で統一。
白〜濃紺まで使いメリハリをつけています。
2.白Tシャツ×【ハーフパンツ】コーディネート
ハーフパンツを上品に着るコーディネート。
大人らしくと言っても、夏にはハーフパンツを穿きたいところです。
「上品に着るコツ」は ①シンプルなアイテム ②少ない色数 ③カジュアル過ぎないテイスト
足元はサンダルですがレザー素材でドレス寄りにするのが重要!
小物選びでカジュアルになり過ぎないように気をつけます。
公園や海等アクティブなお出かけ想定。
「色合わせ」
モノトーン+ネイビー。の2色使い。
もちろんグレートーンだけに絞ってもOKです。
3.白Tシャツ×【シャツ】コーディネート
Tシャツを使った上品なドレスカジュアル
シャツをアウター代わりに使うのは定番ですが、合わせるアイテムをドレス寄りにすると雰囲気が変わります。
ウールパンツはシルエットが綺麗なのでカジュアル使いでもオススメ。
足元にはドレスでもカジュアルな印象のローファーを合わせています。
この場合靴下無しの方も多いですが、キッチリ色わせして履いてもカッコいいです。
「色合わせ」
グレー×ブラウンコーディネート。
表の三色はどれと合わせても相性が良いです。
小物系もブラウンで統一しています。
4.白Tシャツ×【カーゴパンツ】コーディネート
カーゴを使ったTシャツ重ね着コーディネート
カジュアルの定番な合わせで少しさみしかったので、Tシャツを重ねています。
出る分量が少しなら、下に派手めなTシャツをもってきても良さそう。
少し袖をまくったり、裾をズラして下のTシャツをチラっと出してます。
「色合わせ」
モノトーンにカーキ合わせ。
ウェイファーラーのサングラスはグリーンレンズなので合いますね。
5.白Tシャツ×【デニムシャツ】コーディネート
大人なカジュアルシャツコーディネート
Tシャツが胸元にチラッと見えるのが、ワークウェア的でカッコ良いです!
シャツはTシャツが見えるように、第二釦くらいまで開けても良いかと。
袖まくりで小慣れた雰囲気を。
裾は入れてますが、グイッと入れ過ぎず、フワッとさせた方が自然です。
ベージュのパンツはもちろんチノパンでもOK。
「色合わせ」
ネイビー×ブラウン系の合わせ。
シャツに合わせ靴下にネイビーを。
ハンカチにネイビーがあれば完璧ですね。
6.白Tシャツ×【ミリタリーブルゾン】コーディネート
キレイ目ミリタリーコーディネート
ミリタリージャケットを上品に合わせてみる。
ミリタリー×ドレス合わせはイタリア的ですね。
「ウールパンツ」と「スエードローファー」はカジュアルでもドレスでも万能です。
「色合わせ」
グレー×ブラウン系の合わせ。
小物はブラウンで統一しています。
7.白Tシャツ×【デニム】コーディネート
小物使いで上品なデニム×Tシャツ合わせ。
普通にTシャツ×デニムですがエスパドリーユや首元の巻物でヨーロッパ的なシックな雰囲気に。
スカーフが気恥ずかしいならバンダナでもOKです。
仕上げでフロントタックインや袖まくりをすればシンプルな合わせでもこなれて見えます。
- フロントタックイン
- 袖まくり
「色合わせ」
ブルー×白の夏の定番色合わせ。
コントラストが爽やかですね。
8.白Tシャツ×【ファティーグジャケット】コーディネート
季節の始まりの時期のレジャースタイル。
ミリタリージャケットとカーゴはホントは避けた方が良いのです。
今回はショーツの色違いなのでギリギリセーフライン。
フルレングスのカーゴだったり、上下カーキだとアウトなので気をつけてください。
それでもポケットはちょっと多めですね…
- フロントタックイン
- Tシャツレイヤード
「色合わせ」
カーキ×ネイビーの2色使い。
色が多い時はトーンを合わせるとまとまります。
シンプルに色数をおさえました。
9.白Tシャツ×【ブレザー】コーディネート
Tシャツを使ったドレスダウン合わせ。
「ドレスダウン」➡︎ドレスアイテム(ここではブレザー)を着崩したファッション。
シャツ&タイでも大丈夫ですが、アウターのカジュアル感に合わせてTシャツに。
・タックイン
「色合わせ」
3色使っているのにまとまって見えるのは基本色しか使ってないから。オシャレに見えますね。
【白Tシャツ】メンズコーデ着こなしテクニック
ここからはTシャツのよくある着方のテクニックを紹介します。
普通に着るだけでは出ない、“ニュアンス”出し。オシャレな人はさり気なくやっています。
普通に着るだけでは絵にならないので、イラストでも細かく加えています。
慣れないうちは、テレくさかったりするので、ちょとづつ取り入れてみて下さい。
そのうち、やっていることに周りの目も慣れるとオシャレな人と認識されるようになります。
【コーディネートテク】1.フロントタックイン
【メリット】ベルトが見えるとウエストの位置が上がって見え、足長効果が狙えます。
【手順】前だけちょっと入れてフワッとベルトにカブせます。
グイッと入れ過ぎると不自然になるので気をつけましょう。
【コーディネートテク】2.重ね着
【メリット】Tシャツ一枚では物足りない時に役立つテクニック
【手順】重ねて着るだけ。袖まくりなどと合わせて下の色をチラ見せします。
指摘されてテレくさい時は、「まあ、ちょっと寒いからね」と返しましょう。
【コーディネートテク】3.Tシャツ袖まくり
レジェンドの着こなしにも多いテクニック。暑い時にもオススメです。
【メリット】Tシャツ一枚でもニュアンス出し可能。
【手順】ラフにまくった感を出すのに外多めで巻きます。
①外側をハネ上げます。これだけでもOK。
②もう一回巻きます。
*巻きすぎ、脇●ハミ出し注意!
【コーディネートテク】4.インナー使い
【メリット】ただのシャツがアウターアイテムになります。
【手順】重ねて着るだけ。Tシャツはタックインしてウエストを出すとバランスが良いです。
【シャツ】メンズコーデ着こなしテクニック
Tシャツでは無いですが、今回使っているシャツのテクニックを
【コーディネートテク】5.シャツ袖まくり
【メリット】小慣れた感じが出ます。
適当にマクればいいのですが、一応一例を。
【手順】2段階で捲ります。
①グイッと20-30cmほど大きく折り返します。
②さらに半分くらい折り返します。
折り返しからカフスがちょっとのぞくくらいがベスト。
【コーディネートテク】6.カフス半折り
【メリット】小慣れた感じが出ます。
【手順】カフスの半分くらいで折るだけです
ちょっとしたニュアンスが大事です。
白Tシャツメンズコーデ|40代にも似合う9コーデ!【まとめ】
最後まで読んでいただきありがとうございます。
シンプルなTシャツでも色々組めました。まとめると
1.ルーツも知ってカッコいいイメージを持つ 2.パンツの種類で組めるバリエーションが決まる。 3.基本の色合わせを覚える。 4.着こなしのテクニックを使って小慣れ感を出す。
以上です。もっとコーディネートは組めますので、色々と試してみて下さい。
Tシャツの選び方も合わせてどうぞ。
人気Tシャツを比較してベストを決めています。
今思うと、今回紹介したレジェンドのイメージも多分に影響していますね。
➡︎【プロ目線】メンズ “Tシャツ” の選び方厳選3選。で決めたオススメTシャツ。
「欠点の無い定番Tシャツ」
「コスパで選ぶならこれ」
グレーTのコーディネートについても書いています。
➡︎【グレーTシャツ】メンズコーデ必ずマスターできる【鉄板6通り】
分からないこと、質問等あったらコメント欄からどうぞ!
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