キャリーケース界では最高峰のグローブ・トロッター。
絵に描いたようなデザインは旅先で映えますし、私も7〜8年愛用していますが満足度は高いです。
カッコよさで人気の一方、使い勝手の面で不安な声も聞こえてきます。
原因のほとんどが
- 2輪の機動性
- 伸縮式トロリーハンドル
- TSAロックの有無
にあります。結論からいうと近年の新型でこれらの欠点をカバーできるようになりました。
ここではこれから購入するかたへ、使ってわかった後悔しそうなポイントをまとめています。
ちなみに私が使っているモデルは上記3つが無い旧タイプですが一生使い続けるつもりです。
- 【口コミ】後悔しないための3つのポイント。
- 【サイズ】用途別大きさの目安。機内持ち込みできるのは?
- 【カラー】長く使える色。元祖ってこの色
- 【ケア方法】日頃のお手入れ。
- 【修理/保証】長く使うために。
- 【試用】レンタルで試してみる。
【関連記事】
➡︎グローブトロッター【キャスター修理】 激安¥6600保証?非正規?
【グローブトロッター】後悔しないための3つのポイント
「グローブ・トロッターは抜群にカッコいい!が…使いにくい」といった声も見かけます。
歴史が長いので大半が以前のモデルでの評価ですが、現在のモデルでは大きく改善しています。
数年前に変わったばかりなので、今後口コミも変わってくると思います。
何が変わったのかも合わせて、グローブトロッター特有の後悔しそうなポイントを3つあげます。
グローブ・トロッターの噂の原因は主に下記の3つ。英国ブランドらしい伝統を重視するために長らく変更してきませんでした。今では新しいモデルで対応しているので一つつづ見ていきます。
①2輪か4輪か
現在は4輪を選べます。2輪にこだわりが無ければ迷わず4輪を選びましょう。
口コミでの使いにくさの一番の原因が2輪のキャスター。
一般のキャリーの大半は4輪ですが、4輪に慣れている人が2輪になって後悔する声が多いです。
コラボ商品ではたびたび4輪がありましたが、ついに125周年(2022)を期に定番モデルに4輪が登場。定番モデルの“オリジナル”と“センテナリー”で4輪が追加され長年の課題を解決しています。
一般的なキャリーの性能を求める人は迷わず4輪モデルを選びましょう。
2輪は移動時に必ず斜めで引く必要があり小回りが効かないのと、4輪に比べ荷物の重さが掛かるので慣れが必要です。
それでもトロッターファンには根強い2輪派もいますので下記メリット/デメリットを記します。
2輪 | 4輪 | |
見た目 | ◎ クラシックな見た目を損ないません。 | ○ |
機動性 | △ デコボコ道ならこっちが良いかも | ◎ 重さを感じにくく、垂直のまま移動できる。 |
電車内 | ○ 動くことはほぼない | △ 手で押さえておく必要がある。 |
開閉性 | ◎ 片側にしか荷物を入れないので開けやすい。 | ○ |
収納 | ほぼ箱、自由度が高い。 | 上下で収納を分けれる。 |
基本的には4輪をオススメしますが、絶対2輪はダメかというと使っているうちに慣れます。私は2輪ですが最初使い勝手に「ん〜?」とも思いましたが、今ではぜんぜん慣れました。
②伸縮式トロリーハンドル
ハンドルはあるほうが使いやすい。2輪の大型モデルには伸縮ハンドルがないので注意が必要。
使い勝手が悪いと言われるもう一つの原因で、伸縮式トロリーハンドルが無いモデルがあります。
最近のモデルにはほぼついているのですが、一部大きいサイズには付いていないので注意が必要。
具体的には下記の3モデル、いずれも古くからある2輪の大きいサイズには付いていません。
- オリジナル:2輪ラージスーツケース
- センテナリー:2輪ラージスーツケース
- センテナリー:2輪エクストララージスーツケース。
*筆者所有がこれ
上記3モデル以外は伸縮式ハンドルが付きます。そのハンドルにも外付け/内蔵の2種類が存在します。
主に旧型は外付けハンドルで2輪、新型は内蔵式ハンドルで4輪になっています。
伸縮ハンドル | 外付け | 内蔵 |
キャスター | 2輪 | 4輪 |
外観 | 武骨 | スッキリしてデザイン性が高い |
収納 | 内面はほぼ箱、自由度が高い。 | 内側にハンドルが出っ張る。 |
私が所有しているエクストララージのキャリーには伸縮式ハンドルは付いていませんが、本体が大きいので特に問題は感じていません。一回り小さいラージスーツケースだと足にぶつかる確率は上がりそうです。
そんな方は、別売りでハンドルを延長させる「マジックハンドル」というアイテムもあり、コレで解決したという方は多いです。本体を買ったあとで気になれば買い足すといいと思います。
¥22,000(税込み)
③TSAロックの有無
新しいモデルには搭載され始めているが、全てのモデルで対応してるわけではない。
アメリカ渡航&預け入れサイズを選ぶ時にTSAの有無の確認が必要。
アメリカへの渡航のさいに、預ける荷物に必要なTSAロック。新しいモデルでは順次、TSAロック付きに切り替わっていますが、そうでないモデルも多いので確認して下さい。
ちなみに以前はほぼ全てのモデルに英国のチェイニー社製(写真左)が使われていました。
【アメリカ渡航の場合】
アメリカでは荷物をあずけた後、検査官がTSAのマスターキーを持っていて、検査で中身を確認する場合があります。ですのでアメリカに行く予定のある方はTSAロック対応が無難ですね。
TSAロック(ティーエスエーロック)とは、アメリカ合衆国国土安全保障省の運輸保安庁から認定を受けた、旅具等に備えられた施錠機構の総称である。「赤い菱形(TravelSentry社製)」または「赤い松明(SafeSkies社製)」のマークが付いている。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
心配な方は下記のようなTSAロック機構付きのキャリー用のベルトでも対応できます。
極マレにTSAでも強引に開けられると聞くので、私はアメリカに行くとしたらロック無しで預けます。預け荷物には貴重品を入れないのが基本ですね。
【後悔しないサイズ選び】用途別
ここからは一般的なキャリーケースの選び方にもとづき、グローブトロッターの場合にどんなサイズが適しているのか見ていきます。長く使うので後悔しないためにも”サイズ選び”は大切です。
グローブ・トロッターにはシリーズ(色/デザイン)ごとに、幅広いサイズが用意されています。
グローブトロッターのどのシリーズを選べばいい?
元祖は「オリジナル」、定番と言えば「センテナリー」!
黒で比較するとほぼ同じですね。角のパーツが革かバルカンファイバーの違いです。
グローブトロッターには種類が多すぎてどれを選ぶか迷いますが、大元はこの2つ。
コラボや別注品もこれらをもとにアレンジして作られていることが多いです。
この2つから選んでおけば、後に追加しようとしても同じシリーズで揃えることができます。
「オリジナル」(写真左)3色展開:一番の基本形。創業以来展開されていて2022年に125周年として4輪が登場。シンプルでベルトはなく、コーナーは本体と同じバルカンファイバーで補強されています。
「センテナリー」(写真右)10色展開:100周年を記念して1997年に登場したシリーズ。コーナー部分はレザーで作られ、大きいサイズには2本のベルトがつく高見え仕様。2輪と4輪も選べます。「サファリ」や「クルーズ」はセンテナリーをもとにした色違いの特別シリーズですが定番ですね。
【泊数に適したサイズ】一般的な容量の選び方
以前のグローブトロッターのサイズ表記はインチでしたが、新しくL(リットル)表記になりました。
おかげで他社との大きさの比較がしやすくなりました。
それぞれのシリーズでこれらのサイズが用意されています。各々4輪が登場して選択肢が増えましたね。
国内と海外での使う頻度によりスタイルを選びます。
- 【国内しか行かない。旅行は2-3泊くらいまで】➡キャリーオン
- 【国内メインだが、海外でも兼用で使いたい】➡ミディアムチェックイン
- 【旅行好きで海外にも定期的に行く】➡ラージチェックイン+国内用にキャリーオン
「モデル別の主な用途」
スタイル | 用途 | 容量 | 備考 |
エアキャビン | 他のトランクにプラスで使う。 | 27l | アタッシュケース |
スモールキャリーオン | 【国内】1-2泊に。 | 30L | 国内でも日常的に使いたい |
キャリーオン | 【国内】3-4泊まで対応。 | 34L-40L | 国内前提なら大活躍 |
ミディアムチェックイン | 【国内/海外短期】まで幅広く対応。 | 55L-60L | 海外だとお土産入らないかも |
ラージチェックイン | 【海外用】ならこれ。 | 73L-83L | 国内長期にも使えます。 |
・XLトランク ・エクストララージスーツケース | 【海外長期】定期的に予定がある方 | 100L-101L | 国内使いには大きすぎます。 |
ちなみに私は100Lを使っていますが特殊な例だと思います。多い時は年に4回、それぞれ10日ほど海外に行くので80L位だと冬でパンパンになります。ということで100Lに変えました。
この大きさは国内の長期でも大げさなサイズなので国内では使えません。ここでいうと「XLトランク」「エクストララージスーツケース」以前の33インチクラスです。
【機内持ち込みサイズ】規定内で持ち込みできるモデル
荷物を預けると扱いが雑で傷が心配だったり、到着時出てくるのが遅かったりという方は機内持ち込みサイズがオススメ。
トロッターの機内持ち込みサイズ➡エアキャビン/スモールキャリーオンから選ぶ!
最近は規定サイズに厳しくなっているので、数値でクリアーするのはエアキャビンとスモールキャリーオンのみです。
以前ならキャリーオンでも、スルーできましたが現在は確証はありません。海外航空だと各辺では一部ハミ出しますが3辺130cmのところが多いので通る可能性が高いです。海外は日本ほどキッチリしていませんしね。
【一般的な機内持ち込みサイズ】:55タテ×40ヨコ×25奥裄 3辺計115cm 10kg以下
【国内の100席未満の小型機 】 :45タテ×35ヨコ×22奥裄 3辺計100cm 10kg以下
モデルサイズ(パーツ含む) | 容量L | タテcm | ヨコcm | 奥行きcm | 3辺計cm | 重さkg |
★エアキャビン | 27 | 46 | 40 | 16 | 102 | 2.5 |
★スモールキャリーオン | 30 | 53 | 40 | 20 | 113 | 3.7 |
★機内持ち込み可能サイズ | —- | -55- | –45– | -25- | -115- | -10- |
キャリーオン | 34 | 58 | 42 | 21 | 121 | 4.2 |
キャリーオン4輪 | 40 | 56 | 42 | 21 | 119 | 4.2 |
ミディアムチェックイン | 55 | 71 | 44 | 24 | 139 | 5.5 |
ミディアムチェックイン4輪 | 60 | 68 | 42 | 26 | 136 | 4.9 |
ラージチェックイン | 73 | 82 | 48 | 25 | 155 | 6 |
ラージチェックイン4輪 | 83 | 76 | 52 | 26 | 154 | 5.9 |
エクストララージスーツケース | 101 | 87 | 50 | 26 | 163 | 6 |
XLトランク4輪 | 100 | 73 | 44 | 36.5 | 153 | 6.2 |
メーカー | スタイルcm | タテcm | ヨコcm | 奥行きcm | 3辺計cm | 重さkg |
---|---|---|---|---|---|---|
ANA | 国内線席数100席未満 | 45 | 35 | 20 | 100 | 10 |
ANA | 国内/国際 | 55 | 40 | 25 | 115 | 10 |
JAL | 席数100席未満 | 45 | 35 | 20 | 100 | 10 |
JAL | 国内/国際 | 55 | 40 | 25 | 115 | 10 |
スカイマーク | 国内線 | 55 | 40 | 25 | 115 | 10 |
ピーチ | 国内線 | 50 | 40 | 25 | 115 | 7 |
バニラエア | 国内線 | 55 | 40 | 25 | 115 | 7 |
ジェットスター | 国内線 | 56 | 36 | 23 | 115 | 7 |
ジェットスター | 国際線 | 56 | 36 | 23 | 115 | 7 |
エアドゥ | 国内線 | 55 | 40 | 25 | 115 | 10 |
ソラシドエア | 国内線 | 55 | 40 | 25 | 115 | 10 |
春秋空港 | 国内線 | 56 | 36 | 23 | 115 | 7 |
アメリカン航空 | 国際線 | 56 | 36 | 23 | 130 | -22 |
デルタ空港 | 国際線 | 56 | 35 | 23 | - | - |
ユナイテッド航空 | 国際線 | 56 | 35 | 22 | - | - |
エア・カナダ | 国際線 | 55 | 40 | 23 | - | - |
エール・フランス | 国際線 | 55 | 35 | 25 | - | 12 |
ブリティッシュ・エアウェイズ | 国際線 | 56 | 45 | 24 | - | - |
【後悔しない色選び】長く使えるオススメカラー
色のバリエーションも多く、個性的なカラーリングが捨てがたいので目移りしますよね。
「コレだっ!!」というお気に入りを見つけられたら、自分の感覚を優先することをオススメします。
「どれも良くて迷う」という方は下記の選び方を参考にしてみて下さい。
合わせやすく、長く使える基本色。ブラウン/ネイビー/黒をオススメします。
グローブトロッターの原点の色
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100年以上使い続けられた色。
グローブトロッターのオリジナルの本当の色を知っていますか?
100年以上前に最初に誕生したのは実はブラウンでした。後にネイビーが加わります。
その昔のトランクと言えば革製で、レザーといえば黒とブラウンで今も昔も定番色。
そんな時代にネイビーのトランクを出し話題になりました。バルカンファイバーだから出せた色です。
この3色は昔から定番色で残っているので、これから数十年でなくなることは考えにくいです。
加えて、仕事にも旅行にもつかえる万能カラーで、2個めを買うときにも揃えやすいですね。
コーディネートアイテムとして色を決める
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キャリーケースまでコーデに合わせて色選びが出来ていたら、オシャレ度は爆上がりです。
自分がコーディネートで良く使う系統のベーシックカラーなら使い勝手が良いですね。
ここまで色合わせしている人がいたら、メチャクチャカッコいいと思います。
私はグレー系の服が多いので黒と迷いましたが、グレーにしました。
旅行用途でしたら、服装も明るい色が多いと思いますので「サファリ」もありだと思います。
【色合わせについて書いているので参考までに】
➡メンズファッション色合わせ【基本の3色】プロの出した結論!
【自己メンテナンス】簡単な方法は?
バルカンファイバーって雨の時はどうなの?
「バルカンファイバー」が紙ベースでできているということで不安に思われる方が多いですね。
正確には紙と木綿と木材パルプの層を接着し特殊な液に浸して固めています。
実際に使っていて紙と意識することは無いですし、多少の雨で染みることもありません。
紙がベースですが表面には樹脂が塗られているのでいわゆる紙が露出しているわけではないです。
かといって長く濡れた状態や湿気は良くないので、水分は拭き取る、乾燥した場所に保管するは基本です。
撥水効果のあるワックスを塗る
トラブルになる前に撥水、汚れにくい効果のあるこのワックスをオススメ。
大英博物館の所蔵品の表面保護に使うために開発されたワックスで、貴金属や、革、木材にも対応。
実際に色々な博物館で保護目的で使用される石油系の100%純粋なカルナバワックスです。
本体のバルカンファイバー部分はもちろん、金属や革部分にもひとつで色々な物に塗れます。
傷には強い?レザーの補色について
バルカンファイバー部分は傷はつきにくく、汚れも拭けばあるていど落ちます。
問題はセンテナリーシリーズで使われる角の革の部分です。
革なので普通にボロボロに傷つきます。最初はショックを受けると思いますが、まあすぐ慣れます。
特に私のは2輪で車輪が低いので地面にぶつかりやすく、預けた時の扱いで傷になっています。
機内持ち込みの人は傷はあまり無かったので預けた時に傷はつきやすそうです。
修理するほどじゃ無いのですが、角の見た目が気になる方は下記を塗れば補色出来ます。
靴底のコバ(側面)用で、蓋裏にはフェルトの筆付きなのでサッと塗り乾かせばOK。
近いもので靴ズミがありますが、色がのりにくいのと色移りがするのでオススメしません。
旅行で壊れても後悔しない!【修理や保証期間】
別で詳しく書きました。➡グローブトロッター【キャスター修理】 激安¥6600保証?非正規?
アイテムは一生モノですが、長年使うことを考えれば修理は発生します。
グローブトロッターはこの修理体制があるのも長年使える理由です。
以前は英国工場にわざわざ送る必要がありましたが、現在は国内に正規の修理工房ができました。
英国に送らなくとも純正のパーツで修理をしてくれるのは嬉しいですね。
国内正規販売店なら10年保証、海外購入なら2年間保証
保証期間内は無料で修理を受けてくれますが、条件があります。
- グローブ・トロッターのハードケース製品に限る。
- 日本総代理店グローブトロッターアジアパシフィック㈱が輸入➡正規販売店で販売された物。
- 2016 年 3 月 22 日以降に購入した製品。
- 保証書に販売店明記。
海外購入品は2年間の保証期間になります。
*アマゾン・楽天での取り扱いでも正規取り扱い店なら10年保証があります。
保証書が無い場合
修理自体は受け付けてくれます。もちろん有料になりますが、グローブ・トロッター修理サービス受付へどんな修理を希望するのかと、修理箇所の写真を送れば直接見積もりを出してもらえます。
このあたりはLVMHグループになったRIMOWAと比べると柔軟性があります。
構造自体はシンプルなので大抵の部分は修理できますし、純正のパーツはオーダー部品として取り揃えているので安心できます。
修理代金は例えばキャスターなら2輪で¥30,000ほど。
修理のしやすさは、ほぼハンドメイドで作られている製品だからこその良さですね。
買ってから後悔しない【レンタル】で使ってみる。
それでもやっぱり決めきれない!という方はレンタルサービスを試してみて下さい。
国内でグローブ・トロッターのキャリーケースをレンタルしているところが一社だけあります。
使用頻度が少なければレンタルで済ますのもアリだと思います。有名メーカーも幅広く扱っています。
【レンタル品】
サファリの「キャリーオン」34L 2輪タイプのみ。アイボリーとコロニアルブラウンの2色。
スーツケースレンタルは日本最大級の品揃え【アールワイレンタル】
RIMOWAと比べてどう?
グローブ・トロッターと双璧をなすドイツの「リモワ」。キャリーケースを検討する時に悩む方も多いと思います。私も一度ポリカーボネート製の2輪のサルサをレンタルして使ったことがあります。2輪になると使い勝手は似たりよったりですね。
私は職業柄、ブランドのラベルが無くとも惹かれるか?が選択基準にあるのですが、ポリの見た目はありがちなキャリーといった感じで特別感はありませんでした。
もう一つ代表的なアルミ製のリモワはアパレル業界でも使っている方も多く大人気です。メタリックな質感は現代的ですし、使ううちに味にもなります。クラシックなグローブ・トロッターを取るか、モダンなリモワにするか、着ているファッションの系統で合わせると決めやすいと思います。
そんな3つの違いをまとめて見ました。
ブランド | グローブ・トロッター | リモワ | リモワ |
写真 | |||
モデル名 | センテナリー ミディアムチェックイン | エッセンシャル チェックインM | オリジナル チェックインM |
容量 | 60L | 60L | 60L |
サイズcm | 68*42*26 | 67.5*44.5*24 | 69*44*27.5 |
重さ | 4.9kg | 4.1kg | 5.4kg |
素材 | バルカンファイバー | ポリカーボネート | アルミ |
ロック | TSAロック | TSAロック | TSAロック |
ハンドル | 伸縮ハンドル | 伸縮ハンドル | 伸縮ハンドル |
車輪 | 4輪 | 4輪 | 4輪 |
傷 | △コーナーが付きやすい | ◎つきにくい | △ついたら取れない |
価格 | ¥313,500 | ¥135,300 | ¥212,300 |
容量が同じなので違いが少ないですが、もちろん一番の違いは見た目です。主に素材と重さが違います。
空港ではグローブトロッターを見ることはほとんどありませんが、リモワはそれなりに見かけます。最近は類似品を見かけることも多く、アルミのキャリーケースを見たら違ったというパターンも多いですね。
グローブ・トロッター【Q&A】
グローブトロッターとは?
1897年創業の英国のキャリーケースブランド。英国製を堅持し、英国王室御用達。ロイヤルワラントも取得しています。キャリーケースの専業ブランドといえばグローブトロッターかドイツ・リモワ社の2強と言えると思います。
普段使いできる?
大きさによりますが日常的にキャリーケースを使う方なら、小さいサイズがオススメです。
スモールキャリーオンやアタッシェ型のエアキャビンが考えられます。下記を参考にしてみてください。
グローブ・トロッター後悔しない選び方【まとめ】
頻繁に使うものでは無いですが、旅行はやはり日常生活とは違う特別なイベント。
グローブ・トロッターは絵になるので旅先での思い出の写真も映えますし見ていて楽しいですよ。
所有している方が声を揃えていうのは「このカバンを見ていると旅行に行きたくなる」。
インテリアとしてもサマになるので置いていると自然と目に入り、そんな気持ちにさせてくれます。
いわゆる道具としてだけじゃなく、これからの長い付き合いで思い出も貯まると思います。
せっかく手に入れるなら、早いうちに迎えて色んなところに連れていきたいですね。
これを見て気に入るグローブ・トロッターと出会えてもらえたらうれしいです。
MARU
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